第44回 岡山WEBクリエイターズ「年末スペシャル2017」

開催概要

毎年恒例の年末総集編スペシャル企画。今年を振り返りつつ来年に向けて、特定のテーマを設けず、オムニバス的に、セッション、中四国ライトニングトークなどを行います。また、2011年からスタートしたokawebアワードも開催。岡山近郊でWeb業界の発展に貢献した方がノミネートされます。グランプリに輝くのは誰か。歴史の証人になるのはあなたです。懇親会は忘年会ということで1年を振り返って盛り上がりましょう。

イベント名 第44回 岡山WEBクリエイターズ「年末スペシャル2017」
開催日時 2017年12月9日(土) 13:00-17:00 (開場12:30)
会場 岡山ムーブアップカフェ
岡山県岡山市北区田町1-2-4
定員 60名
出演予定 坂本 邦夫、阿部 正幸、神森 勉、西中 政和、山内 結、影本 陽一、山川 祐一郎、井上 和俊、村上 直子、前川 昌幸
司会進行 後藤 誠(CODE54)、堀田 愛子(HUMBERT)
参加費用 会場参加(早割) : 3,000円 (11/21(火)まで)
会場参加(学割) : 2,000円 (※学生証提示)
会場参加(通常) : 4,000円
フォローアップ参加 : 3,000円 (スライド・動画の配布) ※当日参加できない方向け
※直前のキャンセルは、キャンセル費用が発生します。キャンセル規定はこちら
主催 岡山WEBクリエイターズ事務局
協賛 KDDIウェブコミュニケーションズ
20140208-bnr_kddi
書籍協賛 技術評論社マイナビ出版
懇親会 定員45名、費用3,500円
※直前のキャンセルは、キャンセル料が発生します。キャンセル規定はこちら
twitterタグ #okaweb
対象者 Web 制作会社に勤務している方、フリーランス、一般企業のWeb 担当者、Web 業界に興味のある学生・生徒、その他(参加資格や制限はありません)
お申込み お申込みフォームより

セッション

今知っておきたいウェブ配色の話

スマートフォンが普及し、小型のデバイスでは色が使われるポイントはかなり減ってきました。
その反面、ウェブアクセシビリティ関する話題もここ数年でかなり多くとりあげられるようになり、機能面に関する色に対する要望も多く聞かれるようになっています。

このセッションでは11月9日に東京で開催された「Web・アプリとカラーユニバーサルデザイン」の内容を踏まえ、今後デザイナーに求められる配色がどのようなものであるのかを整理します。
また、2018年に勧告予定となっているWCAG(ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン)2.1の内容やカラーユニバーサルデザイン推奨配色セットのウェブでの使いどころも解説します。

20171210-sakamoto坂本 邦夫 (さかもと・くにお)
カラー&Webデザイン フォルトゥナ代表
http://www.color-fortuna.com/


1973年、大阪府東大阪市生まれ。関西大学文学部史学地理学科卒業。2004年、色彩に関するノウハウをまとめたウェブサイト「基礎か らわかるホームページの配色」を公開。以後、Web制作コンサルティングを主な業務としながら、書籍や雑誌などへの寄稿・セミナーなどで、ウェブにおける 色彩環境の向上を使命として活動。日本色彩学会正会員。主な著書に『ウェブ配色 決める! チカラ – 問題を解決する0からスタート ホームページ配色入門』(ワークスコーポレーション)、『プロとして恥ずかしくない 新・WEBデザインの大原則』(共著・エムディエヌコーポレーション)など。

使い方は自由自在!Canvaを活用してビジネスに華を!

デジタルマーケティングで利用する画像や、チラシやポストカードなどのような印刷物に必要となるデザイン制作、こうしたデザイン制作には、専門的な知識と高機能なソフトウェアでないと制作できないと思っている方はいませんか?
Canvaは、専門的な知識がなくてもあらかじめ用意されたテンプレートから、ソーシャルメディア用のイメージ画像や、ポスターやポストカード、チラシ、名刺まで、ビジネスで必要なマーケティングツールを簡単に作成することができるサービスです。
個人事業主から企業の広報担当の方で、なかなか制作に予算を割くことができない方の制作ツールとしてだけでなく、ウェブベースのサービスなので、特別なソフトをインストールしてもらう必要がないため、チーム機能を使えば制作者はクライアントとのデザインワークのやりとりや確認も簡単に行えます。また、駆け出しのデザイナーさんは、豊富なテンプレートを眺めながら、デザインのヒントを得ることもできるかもしれません。
このセッションでは、デザイン作成サービス「Canva」の活用方法についてご紹介します。

20171210-kamimori神森 勉 (かみもり・つとむ)
株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ コミュニケーション本部 本部長
http://shared-blog.kddi-web.com/top/


商社営業マンから印刷会社へDTPオペレーターとして転職。 印刷業とともにweb 制作に参入し、自社の年賀状受発注サイトの構築やクライアントのサイト構築を 行う。 その後、キャリアアップをめざすため、ウェブ制作会社へ転職し、ウェ ブ制作技術の向上に努める。
現在、KDDI ウェブコミュニケーションズ コミュニケーション本部にてコーポ レート・コミュニケーション全般の責任者を務めるかたわら、コーポレートカル チャー推進室室長として、働き方改革に伴う社内環境やカルチャーの改善・構築 を行っている。

中四国ライトニングトーク

子どもを持つ初心者クリエイターの育児と在宅ワークのホントのところ

2015年に出産し、産後3ヶ月で在宅ワークを始めたことを機にフリーランスになりました。初めは産前までしていた仕事を家でするだけでしたが、知り合いからチラシやウェブ制作の仕事をもらうチャンスがあり、全くの未経験でDTP・ウェブ業界に関わることになりました。今は勉強会の運営にも少し携わっています。

初めての育児、初めての仕事、初めての勉強会運営…初めてづくしのアラサー初心者クリエイターの、育児のこと、夫婦のこと、仕事のこと(時間・場所・受注方法・お金・勉強会など)、今後の不安…たくさんの”ホントのところ”をお話しします。

育児も仕事も人それぞれですが、男女問わずこれから子どもをもちたい方や、幼い子どもをもつ親と一緒に仕事をしている方のひとつの参考になればと思います。

20171210-murakami村上 直子 (むらかみ・なおこ)
オフィス フィボナッチ 代表
https://ufficio-di-fibonacci.com/


1984年生まれ、山口県山口市在住のフリーランス。Windows用パッケージソフトの開発を経験後、結婚を機に退職。その後、山口市に移住し、フォトグラファーのアシスタント務める。
出産後(2015年)、在宅で写真の補正・現像の仕事を受けるようになり、個人事業主となる。
その後知人に『家にいるならちょっとチラシ作ってみない?』『ウェブもできるんじゃない?』と声を掛けられ、全くの未経験からDTP・ウェブ業界に飛び込むことになった主婦クリエイター。WordBench山口のモデレーターとしても活動中。

フリーランスのすゝめ・2017

紆余曲折あり、フリーランスとして活動して8年目になりますが、
仕事のこと、普段の生活のこと、お金のこと、色々と悩みも多いです。
これは私だけではなく、フリーランスの皆さま全てがお持ちの悩みだと思います。
このセッションでは、フリーランスとして今後Web業界で生き抜いていくために、
経験上、普段私自身が心がけていることを紹介いたします。

20171210-yamakawa山川 祐一郎 (やまかわ・ゆういちろう)
山川製作所 代表
http://ymkw.jp/


1975年、岡山県玉野市生まれ。岡山県立大学大学院情報系工学研究科卒。
地元岡山のSIer、イラスト制作会社、鎌倉市の一般企業での勤務を経て、2010年独立。
Webアプリケーションの設計・開発を主に、クライアントの業務改善をモットーとして、主夫を兼業しながら活動中。
CSS Nite in OKAYAMA, Vol.2などに登壇。共著に『現場でかならず使われているCSSデザインのメソッド』(エムディーエヌコーポレーション)。2014年より、地元倉敷市の観光事業を活性化を目的としたNPO法人『くらしき観光局』へ参画。観光プラン・特産品の企画も行っている。

自分でサービスを立ち上げて感じた“サイトの効果と責任”について

長年、“受託案件”に取り組んできたデザイナーが“起業”して“自社サービの開発”をおこなってみて感じたことをお話しします。「起業をしましょう!自分でサービスを開発しましょう!」というお話しではありません。

Webデザインに関わるクリエイターの作業領域は、細分化している反面、境界線が曖昧になり、カバーしなければならない範囲は年々広くなってきています。

そのような中でデザイナーが果たさなければならない役割や、制作物の効果の責任について考えていくセッションです。

20171210-inoue井上 和俊 (いのうえ・かずとし)
株式会社KuruSPO 代表取締役
https://kuruspo.jp/
LAYERS 代表 クリエーティブディレクター・デザイナー
AED(All Ehime Digitalcreators)代表
https://aed-ehime.com/


1982年、愛媛県大洲市生まれ。日本大学芸術学部デザイン学科コミュニケーションデザインコース卒業。
卒業後は、東京のデザイン・広告代理店会社「株式会社オゼットクリエイティブ」で正社員デザイナーとして勤務。大学の学校案内、企業の会社案内、採用サイトなどを中心に、企画からデザイン制作までをおこなう。
平成26年に愛媛にUターンし、LAYERSという屋号でフリーランスのディレクター、デザイナーをスタートする。
平成29年には株式会社KuruSPO(クルスポ)を立ち上げ、メイン事業の“生涯スポーツサポートサービス”の開発・運用と、スポーツ施設などのブランディングから企画・制作まで、スポーツに関わる案件の割合を増やしている。

徳島から全国へ。その経緯と今後のビジョン。

私が代表就任した2012年のデータプロは、徳島県三好市池田町にある3名の会社でした。

現在、徳島県内に3拠点、高知・愛媛合わせてで5つのオフィスを展開しています。四国内のクライアントはもちろん、関東圏を中心にアライアンス・パートナーを増やし、全国から受注するウェブ屋として発展してきました。

なぜデータプロは県外からの発注があり、そうしようと思ったのか。
オフィスが四国内に5つある理由とは・・・

その経緯とこれからのビジョンなどをご紹介します。

20171210-kagemoto影本 陽一 (かげもと・よういち)
有限会社データプロ 代表取締役
https://dp778.co.jp/


徳島県三好市池田町出身、1984年生まれ。好きな食べ物は欧風カレー。
徳島県立池田高等学校を卒業後、高知工科大学へ進学。
大学時代に出会ったアメリカンバイクへの憧れから、東大阪市のカスタムバイクショップへ就職。
その後、大阪市のウェブ制作会社へ転職し、2009年に故郷へ帰省。父親が創業したシステム開発会社データプロへ入社後、新事業としてウェブ制作の事業を開始する。
2012年代表取締役に就任し、四国エリアに5箇所のオフィスを展開。東京&海外へオフィス開所目標に奮闘中。

今年スタートした「音楽事業」の取組について~新たな音楽価値を創造~

「モノからコトへ。サービス提供の枠を広げ、未来を創る。」
スマートフォンの登場により、世の中はかつてないほど大きく変化しています。
時代は「モノ社会」から「コト社会」へシフトし、消費から体験へと、人々のライフスタイルや価値観も多様化しています。
多様化する「コミュ二ケーション」を追求し、「人と人」「人と社会」の新しいつながりを創造することを目指しています。

組織の仕組みや機能を見直すのではなく、“人”そのものにフォーカスし、コミュニケーション戦略やサービス全体のデザインを見直すことが重要なテーマとなりました。
そのテーマに必要だったのが「音楽」でした。「音楽はビジネスになりにくい」という声が多い日本の市場ですが、このセッションでは、2017年にスタートした弊社の音楽事業の営業から事例や活用方法までをご紹介します。

20171210-nishinaka西中 政和 (にしなか・まさかず)
株式会社MIRAI 代表取締役
https://mi-rai.co.jp/


12年間美容師として働いた後、IT・Web業界へ転身。Webを学ぶため通った職業訓練校で出会った仲間たちと共に、個人事業主3人のチームで仕事をスタート。現在は、コンサルティング、クリエイティブ、テクノロジーの三位一体で「ビジネスの問題解決」に取り組み中。クライアントとの密なコミュニケーションから、理念・ビジョンを理解し、事業戦略やサービス全体をデザインする手法で事業展開中。

20171210-yamauchi山内 結 (やまうち・ゆい)
株式会社MIRAI サウンドクリエイター
https://mi-rai.co.jp/
https://www.i-near.me/


3歳の頃より、エレクトーン・ピアノ・ドラム・シンセサイザーなどさまざまなタイプの音楽に親しむかたわら、独学で作詞作曲をおこなう。ブラスバンドやバンド活動を経て、2015年にソロアーティスト活動を開始。2017年にサウンドクリエイターとしてMIRAIに入社し、音楽事業に携わる。「心を動かす音楽」をコンセプトに楽曲制作を手がける。

セッション

Web制作トレンドニュース2017

2017年も残す所わずかとなりました。
2017年のWeb関連のニュースを振り返えると、SSLの無償化や、シマンテックのSSLを使っていると警告がでるなど、SSLが話題だったと記憶しております。
そのほかにもiPhone Xや、Amazon Echoなどのローンチも世間を騒がせました。
今回のセッションではこれらのニュースの要点をまとめ、Web制作に使える情報をお届けします。
Web関連のニュースをチェックして、クリエイターが知っておきたいトレンドを掴みましょう!

20171210-abe-masayuki阿部 正幸 (あべ・まさゆき)
KDDIウェブコミュニケーションズ エバンジェリスト
http://shared-blog.kddi-web.com/top/


システム開発会社で、大規模なシステム開発を経験後、Web制作会社でプログラマー兼、ディレクターとして従事。
その後、KDDIウェブコミュニケーションズに入社、CPIブランドのプロダクトマネージャーに就任。
ACE01、SmartReleaseをリリース後、現職の「エバンジェリスト」として、Web制作に関する様々なイベントに登壇。

ACE01、SmartRelease プロダクトマネージャー
CPIエバンジェリスト 統括
KDDIウェブコミュニケーションズ公認、CPIスタッフブログ 編集長
Drupal(g.d.o Japan)日本コミュニティー、日本ディレクション協会 講演部、HTML5 funなどに所属し、OSSを世に広げる活動や、Web制作に関する情報を発信している。

20160806-maekawa前川 昌幸 (まえかわ・まさゆき)
株式会社イー・ネットワークス
マークアップ/フロントエンド/サーバサイドエンジニア
CPI エバンジェリスト
http://www.enetworks.jp/
http://maepon.skpn.com/


岡山県在住。小売店、飲食業を経て2000年よりWeb制作に従事し、2014年7月からイー・ネットワークスに所属。職域はサーバーセットアップ・保守、サーバーサイドプログラミング、マークアップ、フロントエンドエンジニアリング、プロジェクトマネージャー、企画、ディレクションなど。
業務外の活動として、セミナーイベント・勉強会への登壇、書籍の執筆・寄稿など執筆活動、技術系ドキュメントの翻訳などを行う。okayama-js主宰。WordBench倉敷モデレーター。2012年/2014年okawebアワードグランプリ、大都会 Awards 2016を受賞。CPI エバンジェリスト。
主な書籍として、『レスポンシブWebデザイン入門~モバイルファーストの考え方からのアプローチ』(技術評論社)、『プロが教えるレスポンシブWebデザイン 現場のメソッド』(MdN、共著)、『現場のプロが教えるWeb制作の最新常識』(MdN、共著)、『Web制作者のためのSublime Textの教科書』(インプレス、共著)など。

Blog: position: absolute;
Blog: maepon.blog
g.o.a.t: posa /* g.o.a.t */
Twitter: @maepon

タイムテーブル

12:30 開場・受付
13:00 オープニング・オープンマイク・名刺交換
13:10 セッション1
今知っておきたいウェブ配色の話
坂本 邦夫
13:55 セッション2
使い方は自由自在!Canvaを活用してビジネスに華を!
神森 勉
14:15 休憩(15分)
中四国ライトニングトーク
14:30 【山口】子どもを持つ初心者クリエイターの育児と在宅ワークのホントのところ
村上 直子
14:45 【岡山】フリーランスのすゝめ・2017
山川 祐一郎
15:00 【愛媛】自分でサービスを立ち上げて感じた“サイトの効果と責任”について
井上 和俊
15:15 【徳島】徳島から全国へ。その経緯と今後のビジョン。
影本 陽一
15:30 【広島】今年スタートした「音楽事業」の取組について ~新たな音楽価値を創造~
西中 政和、山内 結
15:45 休憩(15分)
16:00 okawebアワード2017 授賞式
16:10 web制作トレンドニュース2017
阿部 正幸、前川 昌幸
16:50 エンディング・アンケート記入
17:00 終了・退出
17:20 懇親会

お申込みについて

●参加希望者は下記の参加申込みフォームから参加表明をお願いします!